豊川悦司
かつての恋を待っていた 木戸晋一[ジャズバーのオーナー/豊川悦司]

その夜も店は開けていました、ええ、ジャズバーなんですけど、個人的理由もあってね。向いのキャンドル・ショップの女の子がろうそくをたくさん、持ってきてくれて・・・。その夜は、絶望と希望の夜。素敵な希望だったんだけどねえ。でも、それでやっと自分が見えたと言うか。ずっと“停電中”だった男が、その日、やっと“電球を換えられた”ということかな。

豊川悦司

■豊川悦司としての感想
停電になったら?世の中、電気がなくなっても、生きてはいけますよね。僕は、環境には慣れやすいタイプだと思うので。そういう状況になったら・・・・すごく文明的なキャンプが続くわけですよね。もしかしたら、今の暮らしよりも、もっと素敵な暮らしかもしれない。
PROFILE■1962年、大阪府出身。91年『12人の優しい日本人』で本格的に映画デビュー。以降、多くのTVドラマ、映画で主演を務める。源監督の演出によるTVドラマ「同窓会へようこそ」「17年目のパパへ」(00年TBS)、「失われた約束」(03年CX)にも主演。映画では、『八つ墓村』(96年)、『命』(02年)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど、高い演技力を評価され、これまでに多くの賞を受賞。04年は『丹下左膳』、05年は『北の零年』 の大ヒットにはじまり、『レイクサイド マーダーケース』、『ハサミ男』、『BEAT KIDS』、『妖怪大戦争』、『自由戀愛』、『疾走』など公開作品が目白押し。また、今後の待機作として、06年『LOFT(仮題)』、06年『やわらかい生活』などが続く。